07.04.2017

この人じゃなくていいってことは、同時にこの人にとって私じゃなくていいってことなんだと最近気づいた。
電車の外を覗けば無数の窓が見えるけど、人はそれ以上いる。この中で誰かにとってかけがいのない存在になりたいなんて、気が遠くなるほど途方もない願いだ。
いくらでもいるのだ、良くも悪くも。

昔、同じクラス内でくっついたり別れたりして騒ぐ子達を見て、「水槽の中の金魚と一緒。運命なんてないよね」と言ったら「同じ水槽に入ったことが運命なんだよ」と言われた。

まだ自分のなかで腑に落ちてないけど、なんか頭に残ってる。実際、どうなんだろうね。